新色のマットがいいかんじ
2020-03-19 (木) 田巻 佑介
コロナショックが収まらない中、春になり晴れた日は暖かくなってきました。
なんでも自粛ムードではありますが髪はなんとかしないといけない部分なので変わらずやっていこうと思います。
気分も落ち込みやすいけど髪を切ったりカラーをするだけで晴々するので気分転換もしっかりやっていきましょう!
この時期はカラー剤の新色が多くなってきます。
以前はブラウンがベースに作られていたカラー剤が、青をベースに作られるものできてきて、最近は紫ベース、シルバーベースのカラー剤が出てきました。
技術は確実に進歩している。
ブラウンベースだとどうしても赤味を削る力が足りない、というよりむしろ赤味を足していくみたいなところもあったのですが今試しているカラー剤は赤味がどうしても出やすい髪でも一回のカラーで薬剤を調合してあげることでかなり赤味を抑えたマットやアッシュ、グレーなんかも表現できるように。
もちろんブラウンベースがダメと言うことではありません。
ブラウンはブラウンで色持ちが良い・ツヤがしっかり出てくれると言うメリットがあります。
なのでどんな色にしたいか・明るさは・ツヤはといった目的によって薬剤も変えていけるという部分が大きいです。
まさしく赤味の出やすい髪の毛です。
カラー剤は脱色(明るく)しながら染色(色を入れていく)していくので色が抜けたら明るくなった髪の毛が出てくるので、元々持っている髪の毛の人それぞれのベースの色がでてきます。
なのでさらに明るくしたいとならなければ根元は黒いのでしっかり脱色・染色をしてあげるので薬剤パワーは強め、毛先の明るくなっているところは脱色をしなくても色は入るのでパワーを抑えて色味だけを入れるように薬剤調合して髪の部分部分で必要なカラー剤を塗り分けてダメージ対応をしていきます。
これが美容室でカラーをする上で1番のメリットとなります。
ホームカラーは一つの商品を買って1剤と2剤を混ぜて塗っていくわけですが、やっぱり毛先まで塗るのは無理があるなと思います。
髪の量・長さによって薬の量足りないってなりやすいし、根元と毛先の明るさ・残っている色味具合・ダメージ具合・髪の毛の部分的な量の違いなどで同じカラー剤で塗っても色の出方が違ってムラになりやすい。
よくホームカラーをして根元が明るくて毛先が暗くなるという話を聞きますがこれは根元と毛先のダメージ差で毛先がより色味を吸い込んでしまい根元より暗くなってしまいがちになった結果です。
なのでホームカラーの場合毛先は薬をつけないように、目で見て見える気になる根元だけにする部分カラーにとどめていくことをお勧めします。
今回の写真のようにロングとなれば根元〜中間〜毛先とダメージと明るさの違いがあるのでカラー剤を3つ作ります。
根元 明るくするためパワー強め
中間 ロングの場合、光の当たり方で中間部分が一番明るく見えてくるのでしっかり濃い色味を調合して明るくしないのでパワー弱め。
毛先 ダメージと毛先の量が少ないので色味を吸い込みすぎないので、クリア剤という絵具で言う白を調合して色味を薄くして全体が均一に見えるようにしてパワーさらに弱く
部分で塗り分けをしてキレイに均一なマットグレージュになりました。
こんな感じでいろいろ考えながらカラーをしています。
お店でカラーする際大事なのは髪の履歴を良く知っていること、日々アイロンをしているか、黒染めしているか、デジパーや縮毛矯正しているか。
これがものすごく大事です。知らないままやったら大惨事になりかねないほど重要。
なのでお聞きするし、初めてのご来店の際は言ってもらえると助かったりします。
コロナに体調はもちろん、気分が下がっていると免疫も下がるという話なので気分を変えながら気持ちだけは楽しくやれるように過ごしていきましょう!
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